仕事をする上で大事なのは、それが最終的に売上や利益にちゃんと繋がるものなのかどうかを意識すること。

もし今やっている作業が売上や利益に繋がっているイメージが湧かないのであれば、すなわちムダなことをしているということ。

さらに言うと「売上・利益を上げる」だけでは実は全くもって不十分。

「売上・利益を上げ”続ける”」ことができてはじめて意味がある。

そう考えると仕事には大きく分けて2つの視点が必要ということが分かってくる。

ぼくはそれを「右手の仕事」「左手の仕事」という言葉で教えているんだけど、今日はそのことについて書いてようと思う。

右手の仕事とは。

右手の仕事とはつまり「日々の売上」のためにすべき仕事。

今ある資産(人、物、金、情報)や枠組み、仕組み、インフラを使って与えられた役割に応じた業務を行っていくもの。

今日の売上、今週の売上、今月の売上のようにどちらかというと短期間での成果に繋がっていくことが多いかな。

ただし右手の仕事だけをしていては成長し続けることは不可能。

なぜなら人も時代も変化していくから。

上述したような今使える資産や仕組みというのは必ず劣化していくし、メンバーも常に同じ顔ぶれがずっといるわけじゃない。

でも多くの人はこの右手の仕事ばかりに目が向いてしまっている。

そうすると”今”が良いだけで、状況や環境が変っていくにつれて対応できなくなってしまう。

そのときになってから慌てても時すでに遅し。

あっという間に取り残されてしまう。

右手の仕事はとてもとても大事。

でもそれだけじゃダメなんだ。

左手の仕事とは。

左手の仕事とはつまり「未来の売上」のためにすべき仕事。

今すぐに成果が見えなくても、1年後・5年後・10年後を見すえて取り組んでいくもの

仕組みを作る、人を育てる、環境を整える、コネクションを増やす、などなど。

ちゃんとここに向き合っていないと100%間違いなく痛い目に合う。

これは会社規模のことだけじゃなく、チームや個人のレベルでも同じことが言えると思っている。

でも左手の仕事をおざなりにしている人って本当に多い。めちゃくちゃ多い。

仕事の優先順位でいくと「重要だけど緊急でない」という部類に入っちゃうから。

今すぐやらないと困るものではないし、成果も見えにくい。

だからついつい後回しにしちゃう。

でもぼくは断言する。

この「左手の仕事」にもバランスよく取り組んでいける人こそが勝ち残る。

自分の仕事を振り返ってみたときにだろう?

果たして左手の仕事と言えるものに思い当たるだろうか。

左手の仕事は”チャンス”になる。

裏を返せば左手の仕事に取り組むことはそれだけでチャンスになる。

なぜなら需要は常にあるのに供給が少ないから。

経営陣なんかを除いて9割以上の人は右手の仕事で毎日が終わっているはず。

ぼくがよく言う「”100人に1人”を増やせ」にもばっちし当てはまる。

いわゆる”仕事がデキる人”というのは例外なく左手の仕事にも向き合ってきているだろう。

まずは自分の仕事を仕分けしてみよう。

とはいえ、今までそんなこと意識したことなかったという人も多いはず。

なのでまずは自分の仕事を整理してみよう。

やり方は簡単。

A4コピー用紙の真ん中に線を引いて、右側(右手の仕事)と左側(左手の仕事)に分ける。

そこに自分が普段やっている様々な業務を思いつくままに書き出してみる。

おそらく左手の仕事に書けるものが少ししか出てこないという人が多いんじゃないだろうか。

意外にたくさん書けたという人はグッジョブ。

次に、書けなかった人は「自分ができる左手の仕事ってどんなものがあるだろうか」と考えてみよう。

業務の基準・手順化、感覚でやっていることの可視化や仕組み化、部下への教育、ルールの見直し、時間の使い方や仕事の進め方の改善などなど。

大事なことなのにやっていなかったことが何かしら出てくるはずだ。

心配せずとも一度に全部を進める必要なんてない。というか無理。

まずはその中の一つでいいから、ちゃんと自分の仕事の中に組み込んであげよう。

「右手の仕事が忙しくてそんな時間取れない」という考えが頭に浮かんでしまったあなたは要注意。

すでに優先順位を見誤っている可能性がある。

本当に優先してすべきことは何なのかをちゃんと見つめ直すきっかけにしてほしい。

ABOUTこの記事をかいた人

某ライフスタイルブランドのチームマネージャーをやっている30代。
”デキる人になりたい(チヤホヤされたい)”という下心で頑張っています。
仕事の考え方、マネジメント論、コダワリ等について小ネタをお届けしていきます。